【何時間がベスト?】薬学部の勉強時間について解説

MAX16時間勉強したことがあるハチです。
まずは結論です。
何時間勉強したらいいかは人によって正解が違います。
(理由:入学時の学力や理解度には個人差があるから)
なので、「このくらい勉強すればOK」という答えはないですが他の人の勉強時間を知ることで勉強する時の目安になります。

今回は、
- 70人の調査結果から分かった薬学生の勉強時間
- 僕の勉強時間
を解説いていきます!
勉強時間も大切ですが、自分が朝方なのか夜型なのかを知ることでより効率的に勉強を進めることができます。
そんなベスト勉強タイミングが分かる内容をまとめたので良ければ読んで見て下さい。

はじめに:入学から国家試験までの流れ
大学に入学してから国家試験までの流れがイマイチという方のために、大学入学後から国家試験までの流れを解説します。

すごく簡単に説明すると
- 4年まではひたすら勉強
- 5年になるためにCBT・OSCEという試験がある
- 5年~6年は実務実習、卒業研究、国家試験の勉強
といった流れです。
人によって勉強時間が違う理由
前述の通り、人によって最適な勉強時間が違います。
理由として
- 高校時に履修していた科目が違う
- 入学時の偏差値が違う
- 人によって得意科目が違う
- 理解度に個人差がある
など人によって前提条件が違うからです。

だから、ぶっちゃけ周りの人の勉強時間は気にしなくてもOK!
参考:東大王はここまで勉強していた
東大医学部在学中に司法試験の合格を果たした神脳、河野玄斗さんは動画内で
「今の生活リズムを見て、ここに勉強埋められるなと思ってそこを全部勉強に充てた時の合計が理想の勉強時間」
だと言っています。
つまり、この時間勉強できるよね!って思った所を全部勉強する時間に充てる訳です。

薬学生がここまでやる必要性はないかもしれませんが、非常に参考になる考え方です。
70人を調査して分かった薬学生の勉強時間

今回の内容は、2018年に日本薬学生連盟が70名の学生にアンケートを取った結果を元に作成しています。
普段の勉強時間
- 0時間(勉強してない)人が25%
- 3時間以下が69%
- 3時間より多いが6%
という結果でした。

90%以上の学生が普段3時間以下の勉強量だと分かります。
試験期間の勉強時間
- 0時間が1%
- 3時間以下が18%
- 3時間より多く7時間未満が46%
- 7時間以上35%
という結果でした。

80%以上が普段3時間以上勉強しています。
当然、試験前は勉強時間が増える傾向にありました。
試験勉強っていつから始める?
- 数日前が8%
- 1週間前が37%
- 1か月以上前が42%
- 2か月以上前が13%
という結果でした。

約80%の学生が1週間~1か月前から試験の準備を始めているようです。
試験勉強は早ければ早いほど良いですよね!
ハチの勉強時間

僕は元々成績が振るわなかったので、結果勉強時間が膨大になってしまいました。
普段の勉強時間
テストとか何もない時は1時間勉強すればいい方でした。
というのも僕は大学1年生の時から6年間バイトをしていたので勉強していない日の方が多かったと思います。
定期試験の勉強時間
普段は週4以上でバイトしていた僕ですが、
定期試験が近づくとテスト1~2週間前まではバイトのお休みをもらって勉強していました。
勉強時間は
大学がある日は3時間以上
休日は10時間以上
は勉強していたと思います。
僕は普段勉強していなかったのでテスト前にまとめて勉強をする感じでした。
CBT対策の勉強時間
はじめに僕は3年生の春休みにCBT対策を始めました。

この春休み期間は主に物理・化学・生物の基礎科目の勉強をしていました。
この時期の勉強時間は、
バイトがある日は4時間以上
バイトがない日は6時間以上
これくらいでした。
時間があったので苦手な分野にもゆっくり時間を割くことができました。
春休みが終わってCBTまでは
大学がある日は1時間以上
休日は7時間以上(バイトがある休日は4時間以上)
は勉強していました。

実習期間中の勉強
実習期間中も勉強していました。
実習期間中は実習内で習ったことや疑問に思ったことをWordなどにまとめることが多かったです。
勉強時間は、1日1時間弱、休日は4時間くらいでした。
もちろん、実習関係の勉強が終わった後は国家試験の勉強をしていました。

実習中にまとめたことは国家試験にすごく役に立ちました。
国家試験の勉強時間
はじめに僕の国家試験の年は新型コロナウイルスが流行ってちょうど1年目(2020年)だったので、国家試験の対策授業が全部リモートになったりとすごく大変な年でした。
そのため、6年生の時はお家での学習がメインで大学にはほとんど言っていない状態でした。

余談ですが、あの時はマスクやアルコールが品薄になったりと国家試験以外にも懸念が多かったです。
勉強時間ですが、
講義の日、休日問わず1日6時間以上はやっていました。
(多い日は10時間以上やっている日もありました)
講義の日7時間以上も勉強できる?
って思ったと思いますが、講義の最中僕は自分の勉強(内職)をしていたのでそれも含めて1日6時間以上でした。

おすすめの勉強方法
以下の記事で勉強方法をまとめているので気になるものをチェックしてみて下さい。





Q&A
薬学生の勉強に関しての疑問をQ&A方式でまとめてみました。
どれくらい勉強すれば国家試験に合格できますか?
目安は1日6時間~9時間(国試2~4か月前)です。
ただし、この1日6時間~9時間を必ずやらなければならないという訳でもなく人によって適切な勉強時間も変わってきます。
そのため、今回紹介した勉強時間は参考程度に考えるようにしましょう。
成績UPには勉強量より質の方が大事なのでは?
まずは勉強量です。
確かに量より質という考え方もありますが、勉強が苦手な人ほどそもそも勉強時間足りていません。
小さい時に初めて自転車に乗れた時のことを思い出してください。
自転車に乗れるようになるまで、効率よく自転車に乗る方法を考えていた人はいないと思います。
むしろ、とにかく自転車に乗って転んでを繰り返してやっと乗れるようになったと思います。
勉強もこれと同じようにまずは勉強量をこなしてその後で勉強の質を考えるようにしましょう。
要するに
勉強の経験値を貯めて効率は後から考えればOKです。
定期テストに効率よく合格する方法はありますか?
過去問を分析して勉強するのがベストです。
これは定期テストに限らず国家試験でも同じです。
過去問ってこういう問題が出ましたよっていう出題者からのメッセージなんです。
せっかく過去問で「こういう問題・傾向で出題しますよ」って分かってるのに、これをやらない理由はないです。
こちらで過去問分析の方法を解説しているので気になる方は読んでみて下さい・

講義後の復習って何やればいいんですか?
講義が終わったら必ず復習しましょう!
こういうことめっちゃ言われないですか?
でも講義後の復習って何やればいいの?って思っちゃいますよね。
復習をする時に意識すべきなのは
- 「暗記」ではなく「理解」すること
- 講義に付随する問題を解く
この2点です。
具体的な方法はこちらの記事で詳しく解説しています!

勉強時間が足りません。どうしたらいいですか?
簡単に勉強時間を作る方法をご紹介します。
1.自分が無駄にしている時間を見直す
2.無駄にしている時間を勉強時間に置き換える
あくまで一例ですが、まずは無駄を省くことから始めてみるといいと思います。
理由は、勉強時間を増やすことよりも無駄を減らしてその時間を勉強に置き換える方が圧倒的に楽だからです。
無駄な時間の具体例は、
- ギリギリまで寝ている
- 休日ダラダラして過ごしている
- 通学中の間、スマホやゲームをしている
などです。
これらの時間を
- 朝30分早く起きて勉強する
- 休日の午前中2時間は集中して勉強する
- 通学中の間、暗記帳を使って勉強する
みたいに置き換えると今よりも勉強時間は確保できると思います。
ぜひ、試してみてください。
書くと読むのどっちが覚えられますか?
個人的には書く方が覚えられます。
ただし、その時覚えることが目的にならないようにだけ気を付けて下さい。
そういう意味では、あまり覚えようとせずに軽くテキストを読んですぐに問題演習をしてできなかったところはテキストに戻る。
みたいにやった方が効率は良いです。
最後に:周りの勉強時間は気にせず自分のペースで勉強しよう!
ここまで散々勉強時間の話をしてきましたが、正直なところ
周りの勉強時間は気にせず自分のペースで勉強してください。
大切なのは、自分が定期テスト、CBT・国家試験に合格することなので周りの勉強時間は参考程度にして目の前の勉強に集中するようにしましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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