【定期試験・国家試験】薬学部の過去問活用法を徹底解説します


前日に過去問解いてテストやったけど全然点数取れなかった…

僕も最初はそうだったけど、過去問の使い方を覚えてからは効率よく点数UPできるようになったよ!
今回は
- 過去問をやる目的
- 過去問の活用方法
この辺りを中心に解説していきます。
- シンプルに過去問の使い方を教えて!
- 過去問って本当に大事なの?
- 同じ問題出ないのに過去問やる意味あるの?
- 過去問やったのに全然点数が取れない。
こんな方にオススメの記事なので、気になる方は読み進めて下さい!

過去問をマスターすれば
「フル単・卒試合格・国試合格」は君のものだ!!!
講義の復習方法が気になる方は下の記事もどうぞ!

はじめに:医学部在学中に弁護士になった神の話
皆さん、河野玄斗さんってご存じですか?
東京大学在学中に司法試験に合格したまさに神です。
そんな河野さんも「過去問はめっちゃ大事!」って言ってるくらいなので過去問の重要性が分かります。
書籍も出てるので気になる方はどうぞ!
過去問の目的は「傾向」を知ること
結論を言うと、過去問をやる目的は
テストの傾向を知ることです。

「解くこと」が目的になってる人が多いけど、
解いた上でどんな傾向なのか?
って所まで考えないと過去問を最大限活かせないよ!

今まで過去問を解くことが目的になってた。。。
ちゃんと過去問を分析する必要があるんだね!
同じ問題が出ないからこそ傾向を知ることが大事!

同じ問題が出ないなら過去問やる意味ないじゃん!

確かに同じ問題が出題されることはないけど、過去問から傾向を知ることはできる。
その傾向を元に勉強していくのが合格への近道だよ!
どういうことか簡単にまとめると、
- 傾向が分かると「どこを勉強すれば良いのか」が分かる
- 「どこを勉強するか」が分かれば勉強がグッと楽になる
テストで同じ問題が出ることないですが、傾向を知ることで勉強の効率を最大限上げることができます!

「ここを勉強すれば点数が取れる!」
って分かったら勉強めっちゃ楽に感じませんか?
傾向を知らないとテストで撃沈する
例えば、ある試験で過去3年で必ず「アルツハイマー病」について問われてるとします。
傾向を知っていれば今年出題されても「あ!そうだよね」って思えますが、過去問を解いてない又は解くだけになってる人はお手上げになってしまいます。

3年連続でアルツハイマー病出てたの?
知らなかったわ~

傾向知ってると何かと便利でしょ!
過去問分析できる人とできない人の違い

できる人の考え方にシフトできるように意識していきましょう!
過去問分析は早めにやらないと間に合わない!
前述で「時間がない人は過去問分析ができない」と書きましたが、逆に言えば
過去問分析を早めにやれば勉強に対して大きなゆとりが持てます。
つまり、
さっさと過去問の傾向を掴んで勉強した方が効率が良い。
ということになります。
「傾向を知らずに勉強をする」と「傾向を知った状態で勉強をする」では、両者の差は歴然です。
そして過去問の傾向に沿った勉強ができると、時間が余ります。
今までの勉強量と同じ、または少ない量でも楽に点数が取れるようになります。

コスパ良く勉強して、浮いた時間でバイトして旅行して…
もう最高じゃない?
【定期試験】過去問分析のやり方
- 数年分過去問を集める
- 出題された分野を全て書き出す
- 出題分野に優先順位を付ける
- 優先順位を付けた分野順に勉強していく
この流れで行います。
1:数年分過去問を集める
同級生、先輩などに聞いて過去問を入手しましょう。

過去問がない科目は、
先輩に「どんな感じでした?」って雰囲気を聞いておくだけでも勉強しやすくなりますよ!
2:出題された分野を全て書き出す
ノートや携帯のメモ帳などに、過去問で出題された分野を全て書き出します。
こんなイメージ
2023年
- アルツハイマー病認知症薬の作用機序
- アテローム血栓性脳梗塞の病態・治療法
- パーキンソン病の病態
- パーキンソン病の第一選択薬
- うつ病とせん妄について
2022年
- メマンチンの適応症について
- 筋ジストロフィーの病態
- 片頭痛の病態・治療法
- レボドパについて
- てんかん薬の作用機序
2021年
- てんかんの病態
- 片頭痛の急性期治療薬について
- パーキンソン病薬の作用機序(構造式も出た)
- 認知症の中核症状について
- 脳出血の病態

地道ですが、頑張りましょう!
3:出題分野に優先順位を付ける
次に過去何回出題されたかをリストアップし、勉強する分野に優先順位を付けます。
2023年
- アルツハイマー病認知症薬の作用機序
- アテローム血栓性脳梗塞の病態・治療法
- パーキンソン病の病態
- パーキンソン病の第一選択薬
- うつ病とせん妄について
2022年
- メマンチンの適応症について
- 筋ジストロフィーの病態
- 片頭痛の病態・治療法
- レボドパについて
- てんかん薬の作用機序
2021年
- てんかんの病態
- 片頭痛の急性期治療薬について
- パーキンソン病薬の作用機序(構造式も出た)
- 認知症の中核症状について
- 脳出血の病態
【4回出題】
パーキンソン病
【3回出題】
認知症
【2回出題】
片頭痛
てんかん
この場合、パーキンソン病が最も多く出題されているのでここを中心に勉強していくのが効率が良いです!
4:優先順位を付けた分野順に勉強していく
先程、優先順位を付けた順番に沿って勉強していけばOKです!
詳しい勉強の仕方は下の記事を参考にして下さい。

【国家試験】過去問の使い方
国家試験は345問あるので、全て書き出してたら時間がすごくかかるので定期試験の時と違う方法を紹介します。
- 過去問を解いて現状を把握する
- 合格点には何が足りないのかを考える
- ②に優先順位を付けて勉強する
この3ステップです。
詳しくはこちらの記事で解説しているので過去問を有効活用できるようになりたい方はチェックしてみて下さい。

まとめ:過去問を最大限活用して今より楽に勉強しよう!
過去問の活用法を定期試験と国家試験に分けて解説しました!
- 数年分過去問を集める
- 出題された分野を全て書き出す
- 出題分野に優先順位を付ける
- 優先順位を付けた分野順に勉強していく
過去問の傾向が分かる
⇩
どこを勉強すればいいか分かる
⇩
勉強の効率がめっちゃ上がる!
このように過去問をやると勉強の効率がすごく上がるので、過去問をやらない理由がありません。

過去問最強だね!
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)/
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